相続財産の平均額はどれくらい?お金持ち以外も対策は必要?

皆さんは、相続財産の平均額をご存知でしょうか。

「相続税はお金持ちの人の問題」と思われがちですが、実際には多くの方が相続税のお悩みに直面します。

相続税の増減は、生前の対策次第。今回は相続財産の平均額や、求められる対策をご紹介しようと思います。

平均4743.3万円!日本の相続財産

旭化成ホームズは2013年に、「財産相続対象となる、親所有の資産評価額平均」を求めたアンケートを実施しています。

これによると、相続税の平均額は4743.3万円。更にこのうち、土地や建物は3047.6万円相当であることが明らかになりました。

参考:旭化成ホームズ
https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/souzokuzei/report.html/

相続税に引き下げによる課税対象の増加

この結果は、相続において重要な2つの問題を示唆しています。下記の2点は、どちらもわたしたちにとって重要です。

相続税控除の引き下げによる課税対象の増加
相続財産の大部分を占める不動産への相続対策

相続税控除の引き下げによる課税対象の増加とは?

1つは相続税控除の引き下げに伴う、課税対象の増加です。

相続税の控除枠は従来、下記の計算式で求められてきました。相続税の平均額は4743.3万円ですから、相続税の課税対象となる方は限定的だったのです。

5000万円 + 法定相続人 × 1000万円 = 相続税控除

しかし、2015年1月より基礎控除の縮小が決定。基礎控除に適用されていた上記の式は廃止され、現在は下記の式に修正されています。

3000万円 + 法定相続人 × 600万円 = 相続税控除

この式では控除額が平均額を下回るケースも多く、課税対象の増加を示唆しています。

つまり、従来の認識が変わり、普通の人も相続を意識しなければいけない状況が増えたということ。相続対策の重要性は、もはやお金持ちの人の問題ではないのです。

相続財産の大部分を占める不動産への相続対策

調査では日本人の相続資産のうち、土地や建物は平均3047.6万円です。

つまり相続財産の多くは、不動産。相続対策を意識する場合、まずはこれを認識することが重要です。

本当は2000万円の価値しかないのに、4000万円で申告してしまうとどうでしょう。本来支払う必要のない相続税を、無駄に支払っていることになるのです。

ところで、不動産の評価は非常に複雑。専門的な知識が必要です。

特に500㎡を超える広大な土地や、不揃い・歪な形をした土地、周囲に墓地や高圧線が通っている土地などの評価方法は難しく、普通の人が行えるものではありません。

相続の専門機関がオススメ!

こうした問題と向き合う場合、相続のプロのサポートは欠かせません。

特に不動産に関する問題は重要です。

不動産の評価は難しく、税理士ですら誤りがち。ある税理士に依頼した内容を、相続に明るい別の税理士に見直してもらったところ、評価額に大きな差が出た事例もあります。

相続税への対策を意識するなら、土地や建物の評価にも明るい専門家・専門機関へご相談をオススメします。

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