【相続事情】相続に関するさまざまなデータを紹介します!

   

今後被相続人となる方、相続人となる方は、これまで相続に関わってきた方たちのデータについて、気になるところが多いと思います。
したがって今回は、“三菱UFJ信託銀行”が昨年の11~12月に実施した“遺言と相続に関する実態調査”を参考に、さまざまなデータを紹介していきます。

親子間での相続に関する会話におけるデータ

被相続人となる方は、自身の相続人となる子どもなどと、どれくらい相続に関する会話をしているのでしょうか?
三菱UFJ信託銀行の調査結果によると、“相続人と相続に関する会話をしたことがありますか?”という質問の対象となった被相続人となる方の60%以上は、“相続に関する会話をしたことがない”と回答しています。
つまり、被相続人として相続することを検討しているからといって、必ずしもその旨を相続人に伝えているわけではないということです。
また“相続に関する会話をしたことがない”と回答した方に、“なぜ会話をしたことがないのですか?”という質問をしたところ、半数以上の51.2%が“会話をするほど財産がない”と回答しています。

相続財産の公開における興味深いデータ

同調査では、 “相続財産を相続人にどれくらい公開していますか?”という質問に対し、被相続人となる方の52.5%が“全く公開していない”と回答するという興味深いデータも明らかになっています。
また“財産をすべて公開している”という方は全体のわずか13.6%しかおらず、被相続人となる8割以上の方は、相続人に公開していない相続財産を保有しているということになります。
相続財産を公開していない理由としては、“遺産目当ての相続になるのが嫌”、“まだ話す時期ではない”、“相続財産の分割方法を決めていない”などの理由が挙げられます。
これらの相続に関するデータを見ると、被相続人となる方から相続人に話すタイミングを見つけるのは非常に難しいと言えます。

相続財産の分け方に関するデータ

同調査において、被相続人となる方に“複数の相続人に分ける相続財産の金額に差をつけようと思いますか?”と質問したところ、全体の約1割が“差をつける”と回答しています。
相続財産は、通常相続人で均等に分けられるものであるものの、少なからず特定の相続人に相続させる財産を増やし、特定の相続人に相続させる財産を減らそうと考える方がいるようです。
またどんな相続人であれば、相続させる財産を増やそうと思うのかという質問に対しては、“連絡を頻繁に取ってくれる相続人”、“世話・介護をしてくれる相続人”といった回答が多くありました。
この相続に関するデータから、被相続人となる方は、疎遠になっている相続人への相続をあまり重視していないということがわかります。

相続人側のデータはどうなのか?

同調査によると、相続の経験がある相続人の4割以上は、被相続人の財産について、“まったく金額を把握していなかった”と回答しています。
また“被相続人が亡くなる前に、相続に関する会話をしたことがありますか?”という質問に対しては、全体の6割以上が“まったく会話をしていない”と回答しています。
つまり被相続人から相続人に対して話をする機会も少なければ、相続人から被相続人に対して話をする機会も少ないということです。
相続人が被相続人の財産を把握しておくというのは、相続におけるトラブルを防ぐためには欠かせないことだと言えますが、実際は話をされていない方が多いのが現状です。

まとめ

相続に関するさまざまなデータを紹介してきましたが、いかがでしたか?
今後被相続人、相続人となる方は、被相続人が亡くなる前にしっかり相続に関する会話をしておくことをおすすめします。
またその場合、相続人となる方から財産についての話はしにくいため、やはり被相続人となる方が主導して会話の場を設けなければいけません。

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